ぎっくり腰は正しい運動で治す!!動いて治す!
ぎっくり腰の対策
ぎっくり腰の原因がわかれば対策が取れます。ぎっくり腰は脳が混乱しパニックを起こした状態なので、1~2週間でなにもしなくとも治ります。しかし、そんなに余裕がない方はどうしたらよいのでしょう?
ここで新幹線をイメージしてみてください。地震など災害や事故などにより、緊急停止命令が発動されたとします。通常の運転に戻る為にはどうしたらよいのでしょう。それは安全確認してから徐行運転を始めるはずです。徐々にスピードを上げていき、通常の運転に戻るはずです。新幹線は200以上のスピードが出るそうですが、なにごとも基本は同じでこれはぎっくり腰の方にも当てはまります。正しい情報で上書きしてあげる事により正常な動作が可能になるのです。
イップスです。
冗談の様ですが、ぎっくり腰は、腰が反らせない、屈めない、まっすぐに立てない、座ってられない、歩けないなど、動作そのものがすっかり脳から抜け落ちた様な状態になる方が大勢いらっしゃいます。それをイップス、イップスの状態といいます。あまりの痛さによって一時的に脳が忘れてしまうのです。脳の防御反応なのではないでしょうか?脳にとっては痛みを回避するために動かないでいた方が都合がいいのでしょう。しばらく立つと様子をみて動き出しながら日常生活が送れるようになります。しかし、呑気に待っていられない場合はどうしたらいいのでしょうか?それは正しい運動によって安全確認していくうちに正常な体制や動きが思い出されていくのです。なにもしなくとも1~2週間で治りますが、運動をすることによってさらに回復が早まるります。
正しい運動とは?
では、正しい運動とは?なんでしょうか、それは痛くない動きです。
ぎっくり腰は痛い動きと痛くない動きも一緒くたになり、全身に力が入り全部ダメな状態です。なので、正しい運動により、痛い動きと痛くない動きを仕分けてあげる事が重要です。痛くない動きを繰り返すとロックが解除され、力が抜け無理なくスムーズに動き始めます。体を支える体幹の動きがダメなら、体幹に関わらない動きを繰り返してみます。厳密には体幹に関わらない動きなどないのかもしれませんが、腰が痛まない状態で手足を動かすなどはとても良い動きだと思います。肩や肩甲骨や足などはぎっくり腰に関わりのない部分のようですが、実際には綿密に関連していて、顔を洗うなど、肩からくるぎっくり腰なども多くあります。寝転んで、腕や肩甲骨、足先などを十分に伸ばしたりしながら、痛い動きと痛くない動きを分けていきましょう。脳はスーパーコンピューターのように瞬時に計算し無自覚に体を適切に動かしています。しかし、さすがのスーパーコンピューターも最新のデータがなければミスも起こりますし、フリーズしてしまうこともあるかもしれません。
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