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ぎっくり腰になった瞬間!!

ぎっくり腰撲滅委員会ブログ

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ぎっくり腰に私はなったことがありません。しかし、約1,000人以上の腰痛ぎっくり腰をまる7年間施術してきました。その中でもぎっくり腰になった瞬間というものは、なかなか出会うことがありません。想像のなかでこんなもんだろうと、考えていたくらいです。しかし、施術が終わった後、支払いで問題が起きました。持ち合わせが少なく、コンビニでおろすというのです。施術後すぐで、心配しましたが、本人は平気な顔で気軽に、Tシャツ一枚で玄関を出て行ってしまったのです。廊下を渡り、エレベーター前が見えてきたことろで異変が起きました。アタタ!イタタ!と突然言い出したのです。冗談の様な声に???が並んだような気分でしたが、壁に背を預け、痛い痛い!繰り返し、足が踏ん張れず、浮かしたようなかっこで、がくがくと足だけが笑っているようでした。もちろんぎっくり腰の症状も千差万別で、個人差が多くあります。しかし、尋常じゃない痛がり方に、私も内心とても動揺しました。

しかし、私のお客様ですし、周りには私しかいないので、平静を装い、じっくりと経過を見守っていたのです。慌てないことが大切な事だと思いました。しばらく経つと痛みも和らぐかもしれませんし、どう転ぶかは神のみぞ知ると思います。

しかし、冷静に状況を見ると、マンションの廊下で、隣の家の玄関の前で、男性がハアハア、ヒイヒイ、痛いだのなんだの喘いでいるのは、今後の事も考えると非常にまずいように思われました。なので、今ぎっくり腰のお客様の痛みの原因を思い出し、イチかバチか、ご自宅に戻れる方法を考えたのです。

この時の、ぎっくり腰の原因は、薄着で突然気軽に飛び出したことによるヒートショックと、この廊下は過去にぎっくり腰を発症させた場所だったことによる恐怖の想起などが考えられます。急激な変化に体調がくるってパニックを起こした。さらにストレスやトラブルで慌てた脳が、以前ぎっくり腰を起こした廊下でもあり、ありありと痛みと恐怖を思い出してしまい、パニックを起こした可能性があります。パニックは思いがけず体幹の連携を乱し、立つことが難しくなり、壁に寄り掛かることになったのだと思います。そしてこんな所で這いつくばるわけにもいかないが、体勢を支える事が難しいという混乱や恐れも想起されいよいよ崖っぷちに立たされる思いでしょう。私は状況を見守っていましたが、これでは不味いと判断し、パニックを起こし、痛みを引き起こす原因である体幹の指示者であるお腹を思い切り掴み、腰と挟み込むように支えました。仙骨を促すようにご自宅の玄関に誘導し、歩きだしたのです。今まで壁を背に支えてもらわなければ歩く事も立つこともままならなかったのに、体幹を補助してあげるだけで、いそいそと歩けたのです。ほんとは抱え上げてでも、もしかして引きずってでもご自宅に戻そうか悩んでいたところだったのですが、お腹ひとつ支えるだけで済んでしまって、こちらも助かりました。とりあえずベットで休んでいただき、今度の対応を考えることにしたのですが、それからもしばらく、強い痛みが繰り返され、ご本人は大変な思いをしたに違いありません。しかし、何度かお腹を掴んであげると、次第に激痛は遠のき、再び施術をすると施術前と変わらず楽になってしまいました。しかし、翌日は様子をみて安静にして頂き、必ずお風呂に入っていただき、外出などストレスの多くかかることはなるべく避けていただくようお伝えしました。

思わずぎっくり腰の瞬間に立ち会うことになり、ほんの少しだけ、わずかですが慌てましたが、原因を理解するだけで、対策が立てられ、対応できました。目の前で、激痛で苦しむ人を見るのは正直しんどいですが、劇的に楽になっていただけると本当に良かったと思えます。