【最新2019版】ぎっくり腰の質問 まとめ
のべ1000件以上のぎっくり腰施術の中で、お客様からとくに多かった質問をまとめてみました。これにより誤った情報に惑わされる事なく、正しい行動を起こし、速やかに日常にお戻りください。大前提として、現代医学ではぎっくり腰の原因は解明されておらず、その他の治療院でも、ぎっくり腰専門の治療は受けることができないことをご理解してください。
質問まとめ
温めた方が良いの?冷やしたらいいの?
一番初めによく聞かれる質問がこの「温める」か「冷やす」か問題です。様々な方が様々な発言をしており、もはや収拾がつかない状況です。しかし、原因から考えて施術を行う場合答えは明確になります。逆に、施術家の療法の上での見解になると、別の答えになりますが、ぎっくり腰を改善しているかとは、また別の話なのです。
この質問の答えは、温める方がいい!!です。
なぜならば、ぎっくり腰は体幹に関わる筋連携の乱れなのですから、当然、連携を良くしてあげる事が必要になります。一番いいのがお風呂に入ることです。体幹に関わる筋肉がすべて均等に温められる事で、調子が揃い、さらに屈伸など簡単な運動をすることで、混乱した筋連携が修正されるのです。しかし、逆に冷やしてしまった場合、その筋肉だけが動きが悪くなり、庇いながらいつまでも、筋連携が整うことがありません。冷やすということは、痛みを感じにくくする効果は確かにありますが、ぎっくり腰の原因から考えた場合、真逆の結果となります。
安静にしていた方がいいのか?動かした方がいいのか?
ひどいぎっくり腰になると、ピクリとも動けなくなる方もいます。トイレにも行けず本当に大変な思いをするのですが、この「安静」と「運動」はどちらがぎっくり腰の時有効なのでしょうか?それは治りたい期間によって判断できるのです。
その答えは「動かした方がいい」です。
なぜならば、ぎっくり腰はなにもしなくとも1~2週間で治るものだからです。私は1~2週間かかっても治ればいいと考えているならば、安静にしていてください。しかし、大概のお客様は少しでも早く治りたいと思っている筈です。ならば答えは「動かした方がいい」になるのです。ぎっくり腰は脳のパニック状態ともいえる体幹に関わる筋連携の異常なので、筋連携を良くしてあげて、脳が正しく情報を判断し、パニックが治まった時に治ります。その正しい情報を与えられるのは「運動」なのです。いくら「安静」にしていてもパニックは治まりません。そしてぎっくり腰の面白く、罪深いのは、何もしなくとも「安静」にしておけば治るものなのです。ぎっくり腰とその他の腰痛を分けず、いつまでも通わそうとする治療家にはくれげれもご注意してください。
まとめ
その他の質問の多くは、二次な質問になります。湿布をした方がいいのか?薬を飲んだ方がいいのか?コルセットをした方がいいのか?これらの問題は原因から推測することで容易に答えが導き出されるものです。ぎっくり腰の原因は体幹に関わる筋連携の乱れなので、腰に原因はありません。結果的に腰が痛いのです。そこからわかるのは湿布は全然意味がないことです。そして実際に湿布をしても痛みが治まらない人が大勢います。薬は痛みを感じなくさせるだけなので、薬が切れると痛みます。コルセットは体幹の補助をしますから、痛みが和らぎ、動けたりします。その事からも、ぎっくり腰の原因の正しさが証明されており、再現性のある科学なのですが、相変わらず、ぎっくり腰の原因を腰に求めている治療家の存在が私には疑問です。