この症状はぎっくり腰なのでしょうか?
はじめてはわからない事ばかり!
目次
この腰痛は果たしてぎっくり腰なのでしょうか?
自分の腰痛がぎっくり腰かどうか?など一般の方にはわからないだろうと思います。痛いので取り合えず何とか痛みを改善させてほしいのが本音じゃないでしょうか?しかし、そこで選択を間違えるとなかなか改善せず、治療院を彷徨うゾンビの様になってしまいます。しっかりと原因に向き合い、正しい改善の道をお進みください。
症状別ぎっくり腰まとめ
朝起きて痛い腰痛
特に思い当たることもなく、腰に違和感を感じてしまう朝、段々と痛む腰、不安に思っているといきなりギクッとやってしまったり、ジワジワ動けなくなってしまったりする腰痛はなんなんでしょう?大腰筋の異常かもしれません。骨盤の中で大腰筋が膨らみ大きくなると、ほかのモノを押し出そうとして体幹のバランスが乱れてしまいます。ジワジワ痛み出したり、不意に動いた瞬間ぎっくり腰なったりします。
腰以外の違和感や痛み
よくあるのがぎっくり腰が治せるなら寝違えだって、なんだって、治せるだろうと予約を入れてくる方も実際います。お断りする理由もないので施術をするのですが、基本的にぎっくり腰と同じような施術で、体幹の機能を回復させると楽になる方が多くいます。体幹は本当に人体の要であることが再認識される瞬間です。
ヘルニアと診断された方たちは
ヘルニアと診断されて、悩んだり諦めてしまっている方たちが大勢います。しかし、私はヘルニアだと聞いても施術内容を変えたことなど一度もありません。(実際は施術方法は一つしかなくできないのですが…)現代医療では8割の腰痛の原因が解明されておらず、未開の領域ともいえます。まだまだ真実が解明される余地は残っているのです。ヘルニアだとしても諦めることなく、ヘルニア治療以外のアプローチも試してみてはいかがでしょうか?
ストレスからくる腰痛
肉体的ストレスや心理的ストレスで、過剰な痛みを感じてしまう事があります。さらに追い込まれ、どんどん負のスパイラルに巻き込まれ動けなくなるケースもあるのです。最初の痛みで恐怖し、脳がパニックを起こし、足がすくんで動けなくなるぎっくり腰です。そして生活習慣が整わず、疲労が蓄積していき、自分では気が付かずにとうとう動けなくなるぎっくり腰の方も沢山います。あまりにもストレスが強いと一回の施術ではあまり効果を実感できず、お風呂に入っていただき、翌日再度施術をすると良くなっていく方も数多く経験しました。
肩こりからくる腰痛、ぎっくり腰
肩甲骨と腰は密接につながっていて、顔を洗ってぎっくり腰になる方や屈んでモノを拾おうとしてぎっくり腰になる方、よくあるのがお風呂やトイレなど狭い場所の掃除をしてぎっくり腰になる方がいます。仰向けになり両手を耳に当て、脇から肩甲骨を押してみて痛いようなら背中に硬直がみられますので、腰に負担が掛かりやすい人だとわかります。腰から下を施術しても痛みの残る場合は、背中や肩の施術をすると楽になることが多いです。つくづく腰痛は腰だけが原因ではないと気づかされます。
曲げて痛い人、屈めない人
ぎっくり腰で屈めない、曲げられない方がいます。それはどうしてなのでしょうか?筒状の体幹が機能していなければ、曲げたり、屈んだ時くる重みは当然腰のみが負担することになりますので、腰が痛むのです。コルセットをすると楽に動けるはずです。
腰が伸ばせない人
よくあるのですが、ぎっくり腰の施術をする前に、うつ伏せになっていただきますが、腰が伸ばせない人は、当然とても大変な状態になります。ゆっくりゆっくりチャレンジし、なんとかやっとの思いで、うつ伏せになるのです。私は大丈夫ですよと声をかけ、辛抱強く待つのですが、やがてだんだんと腰が伸ばせてきます。しかし、どうしても腰の伸びない方も当然います。その時はどうしたらいいのでしょうか?
その時は、腰を曲げたままどちらかを上に横になっていただきます。そして背中から私が腰の流れを整えていくとやがて足を伸ばすことができるのです。
腰が伸ばせないのは、腰の筋肉やスジや筋繊維などの流れが乱れているのです。腰を伸ばそうとすると、乱れて横道にそれた奴らが邪魔をして、神経を刺激してしまうので痛いのです。流れを整えて、神経に当たらなくなると腰は伸ばせます。
例えばゴムをイメージしてください。伸ばすと細く、縮めると太くなります。腰を伸ばすのは背中の奴らを細くして、神経を刺激しないようにしているからです。逆に太く邪魔をしている奴らを正しい道に引き戻せば、腰を伸ばすことができるのです。