ぎっくり腰の施術後の過ごし方

再発防止!!ぎっくり腰にならない為に

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ぎっくり腰の施術を受けていただくと、屈めるようになったり、立てたり、座れたり、歩けたり喜んで頂けます。しかし、完全に痛みが取れるということではありません。楽に動けて生活にあまり支障がない程度です。これにももちろん個人差もあり、様子を見ながらアドバイスさせていただきます。

施術後の過ごし方

ぎっくり腰を発症させてから大体1~2週間は、気を付けてください。脳もソワソワして落ち着かず、まるでクイズの早押しボタンを押すように、少しの痛みも見逃さない!と緊張しているものです。なので、無理に痛みの出るような体勢になったりすると、あれあれ?と元に戻ってしまう危険性があります。

安静に

やはり1週間程度は安静にしていただきたいです。しかし、これは寝て過ごせと言っている訳ではなく、「痛みの少ない、もしくは出ない動き方をしましょう。」ということです。脳がもう大丈夫だと思えるまで激しい動きはお勧めしません。しかし、お客様にはどうしても外せない仕事や旅行や行事などがあり、「なんとかしてください。」と頼まれますが、初見で見た人になかなか有効なアドバイスを思いつけないものです。そんな時は無理をせず、コルセットなどをお勧めして、自己判断で対応してもらっています。

痛みの少ない動きとは

痛みの少ない動きというのは、施術で確認した通り、体幹に負荷の掛からない動きの事です。体幹の機能を戻すと、正座ができるようになります。施術では、正座しても痛みが出ず、姿勢が安定し、楽に呼吸ができるか確認しています。しかし、実は正座すると痛みが無くなるのですが、正座するまでが大変だったりします。途中に体幹に無理が掛かる場合が多いのです。ぎっくり腰の時の悪い立ち方があって、それは腰を屈めながら、痛い痛いと立ち上がる場合です。腰に負荷をかけ、体幹に負荷を掛け、脳に恐怖とストレスを与えながら立ち上げり改善していくとは到底思えません。しっかりと腰を立たせ、お腹に力を入れ、そのまま立っていただくと何度ともなく立つことができますが、痛い痛いと立つと、逆に委縮してしまうのでないでしょうか?立つことだけでも仕組みを理解して立つのと、場当たり的に立つのでは大きな違いがあります。ぎっくり腰は脳のパニック状態でもあるので、なるべく痛みのない動きで、安静に過ごして頂きたいです。痛みの少ない動きとは、体幹に悪い負荷の掛けない動きといえます。立つことだけでも体幹は使われていますが、さらに屈んだり、反らしたり、曲げたりすると悪い負荷の掛かる動きになります。一回の施術ですべてを改善するのではなく、まずは立つことに集中してください。立てることで、生活のほとんどの自立は可能なのですから、トイレにも自分一人で行けるのです。あとはじっくりと解決しましょう。

お風呂に入りましょう

ぎっくり腰は体幹に関わる筋ユニットの崩壊が招いたものです。体幹に関わる筋肉は22以上もあります。そのどれが悪いのか?どこが悪いのか?どこのどれが悪いのか?原因を探るのは研究者にお任せします。きっと原因はお客様によって違いますし、研究者によっても違います。頑張って努力することは大切なことなのでしょうが、きっと答えがまとめられることはないでしょう。いまだ現代医療では、ぎっくり腰の原因は不明と明記されているからです。なので私たちは気にすることでもなく、お風呂に入りましょう!体幹に関わる筋肉が効率よく温められ、筋肉の調子が揃い、連携が良くなります。実際、温度によって神経伝達速度が変わります。コールドスプレーは温度を下げることで痛みを感じにくくしているものです。治す方向とは別のベクトルの対症療法です。お風呂に入りることで、ぎっくり腰の痛みが和らいだと話すお客様は多いです。施術を受けたあとは必ずお風呂に入ってください。身体の中の流れが活性化し、神経伝達が加速し、筋肉の調子が揃い、ぎっくり腰の速やかな改善に欠かせないものだと思います。

痛みの少ない全身運動

お風呂に入ったあとは、運動をお勧めします。せっかく身体が温まったのですから、動かしてみてください。脳も動かしてみて、正確な情報を得ます。正確な情報により、個人個人にあった無理のない運動プログラムを瞬時に導きだします。長年、立って歩いてきた記憶が個人個人にあり、その人にあった最適な動きはその人個人が持っていると思います。では、その入力先はどこなのでしょうか?

身体を常に監視している足の裏

身体を常に最適に動かすために、監視・モニターしている機関は足の裏になります。全神経がその役割を持っていると思いますが、特に足の裏は敏感に感じ取ることができます。くすぐられるとたまりませんし、二本の尖った先端を足の裏はどこよりも正確に判断できるそうです。その足の裏で、転んだりしないように絶えず、身体を監視・モニターしているのです。ですので、入浴後はよく足の裏を動かすような運動、体幹にあまり負荷の掛からない運動をすることをお勧めします。実際は、お相撲さんの蹲踞(そんきょ)です。立ち合いの時、懸賞金をもらう時にお相撲さんが膝を曲げ、胸を張ったまま、腰を落とし屈みます。体幹を維持しながら無理の掛からない全身運動です。当然足の裏やつま先を上手に使い全体重をコントロールしているのです。あんな大きなお相撲さんが軽々と動く秘密はここにもあり、無理なく全身を操る事で私たちもぎっくり腰などの事故を未然に防ぐことができるのです。

よく寝る

最後はよく寝る事です。なにもしなくとも1~2週間で治るぎっくり腰なのですから、正確な情報と安心に包まれポジティブな気持ちで寝ていただく、まさによい睡眠をとることは、施術後に大変重要で、とても良いことです。さらに言うと、以前NHKの「ガッテン」という番組で、寝返りを制限された人が翌日腰痛になるような話をみました。長時間の睡眠も同じ姿勢の繰り返しなので、身体に負担がかかります。十分に寝返りできるように、寝る前の体操と寝返りを妨げない寝室の環境を整えてください。柔らかすぎるマットレスは寝返りし辛いものです。注意してください。